麻布十番 『天冨良 よこ田』
2006年 10月 12日
「麻布十番」と派手な響きはありますが、ひっそりとした隠れ家的なお店です。
予約を入れてもらう際に、まず驚いた事。営業時間がPM5:30~8:00と言うこと。
開店から閉店まで、2.5時間です。どんなお店なのかちょっと想像がつかない。
ていうか、そういうお店に食事行くのは初めてかも?
営業時間以外、お店の情報を聞いていなかったので、‘どんなお店なんだろう?’と思って着いた処が、天ぷらやさん。ビルの2Fなので、「こんな処に天ぷらやさんがあるんだ・・・」というのが正直な感想。
←帰りに撮った写真。来た時は店名の灯篭に明かりが入ってました。
戸にさえも存在感を感じてしまいます。
中に入ると、店内は揚場を「コの字」に囲んだカウンター10席に、4人がけのテーブルが1つだけです。
もうそれだけで凄い仕事をされる方なんだろう・・・と期待が高まります。
さて、席について乾杯した後、イカの塩辛とサラダを出していただきます。
そして、ビールを一口飲んだ頃、こちらのご主人からお料理の進め方とタレの説明あり、
(左・カレー塩 右・塩レモン)
まずは海老の頭の素揚げ。
続いて海老。 真っ直ぐに伸びていて尻尾も綺麗な扇形になってます。
めごち お魚はカレー塩でたべるのが良いそうです。
しいたけの海老しんじょう
すみいか これが一番美味しかったー!リピートしたいと思ったもん。
銀杏 キス
小たまねぎ れんこん
あなご 女性は半分に切ってだして頂きます。お口、小さいもんね♪
なす 天汁で
この後に、もう一度海老が揚がり、コースの揚げ物は終了。そして、次はお食事移るのですが、その前にお好みで丸十(さつまいも)を揚げていただくことに。
お食事は天丼か天茶を選べます。天茶は食べた事がないので天茶を。
(あっ、ワインのコルク×2もしっかり写っちゃってるし・・・-_-;)
テーブル席からカウンター席を撮影。私たちは真ん中の席でいただいてました。この日、回転したお席は2つだけ。私たちのお席もそのまま終了でした。
ご主人、最初の説明の時から揚げている最中は終始強面な雰囲気。写真を撮っていいか訊ねる時も、チョット緊張してしまいました。その後、2本目のビールをオーダーしようとしたら、「ビールはお腹が膨れて食べられなくなりますよ!」とぴしゃりと言われてしまったし、食べ方を押し付ける様な物言いはないけど、いくつか質問をしても至って一定の距離を置いての口調で対応。それが、逆に良い感じでもあったのだけど、どんな瞬間に笑うんだろう?って思ったりもしてました。そしたら、最後に↑の写真を撮ってる時、こちらを向いて笑顔で「私の写真を撮らなくていいですか?」と。その笑顔がとっても素敵で、なんだかもっとお話をうかがってみたい・・・って思ったりして。いえいえ、もっと食べてみたいんですけどね。w
本当に美味しくいただけました。
当たり前の事ですが、胃もたれなんて全然ナシ!その後のお店で、ビール&ウィスキー&焼酎を、とにかくたくさん飲んだのに二日酔いもナシ!!すごい事だと思いました。って飲みすぎか?w
このお店、「お気に入りのお店なのであまり人には教えたくない」って言われたのに、記事にしちゃいました。Kさんごめんなさい!そして、ご馳走さまでした♪
by nao_nao888
| 2006-10-12 16:11
| グルメ